
◆ 歯ならびについて 【 10月 】
歯ならびや咬み合わせが悪いことを不正咬合といいます。不正咬合があると口もとの形が良くないばかりでなく、健康にも悪い影響を与えます。
◇ 不正咬合の原因
不正咬合の原因の多くは、顎に対する歯の大きさ、または上下の顎の大きさがアンバランスであるためです。その結果、歯が互いに押し合う状態になり、かみ合わせが異常になります。また虫歯などで歯が失われそのまま放置すると、そのスペースを埋めるために周りの歯が移動してくることがあり、そのために歯ならびが悪くなります。
また子供の頃の指しゃぶり・舌の癖・口呼吸など、上下の歯をきっちり合わせていない状態でいることが多いと不正咬合になりやすいです。
◇ 不正咬合の弊害
歯の病気
歯ならびが悪いと隅々まで歯の掃除をすることが難しくなり歯垢が残りやすくなります。歯垢は、虫歯や歯周病、口臭の原因の原因となります。
肩こり
歯の噛み合わせが悪いと顎の動きが不自然となり、顎や肩の筋肉に負担がかかり、肩こりの原因となります。
顎関節症(がくかんせつしょう)
歯ならびが悪いと顎の関節に無理な力がかかるので、顎の関節が痛んだり口を大きく開けにくいといった顎関節症(がくかんせつしょう)の原因となります。
胃腸への負担
歯ならびが悪いと食べ物がうまく噛み砕けず、消化しづらい状態で食べ物が胃に送られることがあります。消化器に負担をかける原因となります。
肥満
歯ならびが悪いと食べ物が噛み辛いため、噛む回数が減ってしまいます。噛むことによって送られる脳への刺激が減ることで満腹感が得られず、食べ過ぎの原因になると思われます。
その他、自分の口元が気になり人前で話したり笑ったりし辛く、性格にも影響を与えます。
◇ 矯正治療
不正咬合の矯正方法は、数多くあります。歯の噛み合わせを正常な状態に直すため、歯にブレースなどの矯正装置を装着する方法が一般的です。その他にも、矯正のために必要な歯を選んで削ったり、クラウンなどの修復物を使って高さを調節する方法があります。
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